「ここに居ていいんだよ」と、そっと推しだしてくれる詩

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なみだは にんげんのつくることのできる 一ばん小さな 海です

(寺山修司 「一ばんみじかい抒情詩」より)

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私の感想:自分は何か人の為に役立っているのだろうか、私って存在してていいのかな、という思いを、手のひらですくいとって、「いいんだよ」と、私ごと、海にそっと推しだしてくれるような詩です。

土曜の朝、家に届く新聞は12歳~18歳向け。この、偉人が書いた詩に、紙面では15歳の感情をゆさぶった秀逸なエピソードもありました。

「つらい時は泣いていいよと言われれるけど、泣くのは恥ずかしい…泣くのを逃れるために、苦しいことからも逃れてきたのかもしれない。」

「涙は海、悔し涙は厳しい努力の雫が集まった海。嬉し涙は、感動を分かち合いあい思いの粒が重なった海…。」(引用;「私の折々のことばコンテスト2021」朝日中高生新聞 2022年1月16日)

とある音楽家の方より「作品は、世にでればあとは受け手のもの。どんな風に捉えてくれてもいい」。との言葉を頂いたことがあります。

当たり前だけど、受け取る側には十人十色の感性があります。時代を超えて多くの共感を得る作品にあるのは、「海」のような普遍的なおおらかさと、「涙」のような身近な感情とつながるもの。私の場合は、そう感じてなりません。

心を温めてくれる休日になり、ありがとうございます。お陰で、またスマイルが増えています♪

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